瀬戸内海に浮かぶ小さな島へ!

瀬戸内海には700以上の島がある

瀬戸内海は近畿地方と中国地方、さらに四国地方に囲まれた内海です。
ただ、海だけが広がっているわけではなく、瀬戸内海にはたくさんの島があります。
大きな島から小さな島まで幅広い大きさとなっており、その数はなんと700以上にも上ります。

最近はこうした島へ観光で出かけられるようになっており、男女問わず人気です。
それぞれの島はゆったりと静かな雰囲気があり、お休みに出かけるには最適です。
さらにそれぞれの島で個性的なイベントや企画が行われていて、1度の旅では周りきれないくらいの魅力があります。
ぜひ瀬戸内海へ出かけて、その楽しさを感じてみてください。

南国リゾートとは異なる、瀬戸内海の島の楽しさ

海が楽しめる島と言えば南国リゾートで、日本では沖縄が代表的な存在です。
また、海外にもハワイやグアム、モルディブなど、たくさんのリゾート地があります。
瀬戸内海の島々でも海を楽しむことができますが、こうした南国リゾートとは異なる楽しさがあります。

特に最近注目が集まっているのは、島にある「アート」です。
島から見える海の風景は、まさに自然をそのまま楽しむことができます。
その中にオブジェなどのアートな建造物が作られることが増えており、島から見える海岸風景をさらに魅力あるものにしています。

島を挙げて大々的にアート活動に励んでいるのが、「豊島」と「直島」といった島です。
特に直島には海に突き出た岬の先端に草間彌生氏の「基かぼちゃ」があり、アート好きな人だけでなく一般の人にも広く人気となっています。

さらに直島には、著名な建築家である安藤忠雄氏の作品もあります。
直島には「地中美術館」という美術館があり、これは安藤忠雄氏の設計です。
また、館内では多くのアートを見ることができますが、モネの代表作である「睡蓮」も見ることができます。
このように直島は単純に海を楽しむだけでなく、アートの世界にも浸れる島となっています。

数日かけて、島々を回ってみよう

瀬戸内海の島へ訪れるなら、おすすめなのは複数の島を回って観光してみることです。
直島や豊島はもちろんのこと、他にも瀬戸内海の島で人気の島はたくさんあります。
鬼ヶ島の伝説が今でも語り継がれている「女木島」や、小さな島ながら特徴的なアート建造物が楽しめる「男木島」なども人気です。
こうした島々を時間の許す限り回れば、巡りたい観光スポットは次々に出てくるはずです。

瀬戸内海の島は今も個性的な企画がどんどん登場していて、これからも盛り上がりが予想されます。
また、海が近い場所ならではの、美味しい海鮮などを味わうこともできます。
SNSなどでも情報が増えているため、チェックしてみましょう。