立食パーティーでのマナー4選

立ち振る舞いは優雅に

何かとパーティー事が増える時期には、自分のマナーを振り返っておきたいものです。
本格的な立食パーティーはもちろんのこと、カジュアルに見える立食パーティーにも、最低限押さえておきたいマナーがあります。

その一つ目は、立ち居振る舞いを優雅にするということです。
会場に着いたときや、中座の際には、招待してくれた方や主催者に一言ご挨拶をしておきましょう。
ゲストへの対応やパーティーの進行など、忙しく働いている主催者側の状況も考慮しつつ、話し込むのではなく会場を褒めたり感謝の言葉を手短に伝えるなどして、引き止めないよう注意が必要です。

また、優雅に振る舞うということには礼儀も含まれます。
代表者のスピーチや挨拶が始まったら、いつまでも他の人と話すのではなく、会話を中断してそちらの話に注意を払うことで、感謝の気持ちを表すことができます。
スピーチや挨拶をした方と話すタイミングがあれば、その感想などを交えると相手への印象もアップするはずです。

料理は自分のぶんだけ取り分けよう

親切心から、他の人のために料理を取り分けてあげようと思う方もいるのですが、立食パーティーでは、基本的に自分の分だけを取り分けるのがマナーです。
テーブルに並んでいる料理を自分で皿にうつすというのが一般的な流れですが、自分が食べられる分だけを3〜4品取り分けたら、料理テーブルを一旦離れましょう。
他の人の分までとってしまうのは、マナー違反です。

また、一度に多くお皿に盛りすぎたり、自分で取り分けた料理を残してしまうのはマナー違反なので、少しずつ取り分けるよう意識しましょう。
さらに、冷たい料理と温かい料理は別の皿に取り分けることもマナーのひとつです。

飲み物を取るときは両手を使って

立食パーティーで飲み物を取るときは、両手を使って持ちましょう。
コーヒーや紅茶をいただく時は、ソーサーを添えて持つのが、立食パーティーでのマナーです。

また、紙ナプキンがグラスに巻いてある場合には外さずに飲みましょう。
この紙ナプキンは水滴が垂れて、床が汚れてしまうのを防ぐためのものです。

当然のことながら、歩きながら飲食するのはマナー違反です。
うっかり他の人に料理や飲み物をこぼしてしまうということがないよう、必ず立ち止まった状態で飲食してくださいね。

会話するときは会話に集中

立食パーティーでの一番の楽しみといえば、たくさんの人とコミュニケーションをとることです。
会話がメインになりますが、誰かと話をする時には食べながらではなく、会話に集中しましょう。

食べ物の皿はテーブルに置いて会話に集中することで、食べ物よりも会話を大切にしているという気持ちを表すことができます。

また、誰かに話しかけたい場合には今食事の真っ最中ではないことを事前に確認しましょう。
手に飲み物だけを持って、周囲との会話を楽しむのが立食パーティーでのマナーです。