首のしわが気になる

首はしわができやすい場所

首にしわがあると、どんなにきれいにメイクをしていても実際の年齢よりも老けて見えてしまいます。
普段からスキンケアをしてきた人でも、気づいたら首にしわができてしまっていたということはあるでしょう。

首という場所は皮脂腺が通っていないため、皮膚が乾燥してしまいやすいという特徴があります。
しかも皮膚が薄い場所なので、しわが目立ちやすいのです。
常に衣類で隠れている場所ではありませんし、人によってはスキンケアも怠りやすく、しわができやすい環境にあるのです。

しわはどうしてできる?

首にできるしわは、普段の生活習慣が原因で発生する横じわと、老化で皮膚に弾力が亡くなったことが原因で起こる縦じわとがあります。
このうち横じわは姿勢が猫背だったり、首を動かすクセを持っている人、また使っている枕が高すぎるなど普段の生活の中に原因があります。
このタイプのしわは年齢に関係なく発生するため、若い人でも起こる可能性があります。

一方の縦じわは、老化が原因で起こり、あごの裏あたりから喉にかけて縦方向に細い線のように見えます。
肌の乾燥、弾力やハリがなくなったことが原因で起こるしわで、筋肉低下が原因になることもあります。

首のしわはどうやってケアすればよい?

首のしわをケアする方法は、いくつかの方法があります。
1つ目にトライしたい方法は、スキンケアをして首の皮膚にもしわ予防ケアをするというものです。
もしも普段のスキンケアが顔だけで終了しているなら、ぜひ首から喉にかけてもスキンケアのエリアを拡大してください。
化粧水で乾燥しやすい首にたっぷり保湿をしたうえで、美容液や乳液でコラーゲンなど肌に弾力を与える成分を補ってあげましょう。

2つ目の方法は、マッサージをするというものです。
リンパマッサージとは異なり、しわ対策マッサージでは皮膚を下から上に持ち上げるようにマッサージを行います。
鎖骨のあたりから手のひら全体を使って、首の皮膚全体を耳下腺のあたりまでリフトアップするような感じでマッサージをすることで、しわが目立ちにくくなります。

3つ目の方法は、しわ予防として紫外線ケアをきちんと心がけるというものです。
首という部位は、意外と紫外線対策を怠りやすい場所です。
顔に日焼け止めをつけるのなら、首にもきちんとつけて紫外線の影響を受けないように気をつけましょう。

4つ目の方法は、生活習慣を見直すというものです。
普段使っている枕が高すぎるとしわができるので、頭の高さに合わせた枕に交換しましょう。
また姿勢が悪いと首にしわができるので、姿勢はできるだけ良い状態を維持して、首にしわができない皮膚環境を作ることもおすすめです。