女子会で女子力を低下させないように
男性からの意見でしばしば「女子会ばっかりやってる女性とは付き合いたくない」ということが聞かれたりします。
自分たちとの恋愛よりも友人を優先しているという男性側のやっかみもあるでしょうが、深く突っ込んで考えてみると確かにある面においては女子会をすることが男性全体を遠ざける原因になってしまっていることもよくあります。
本人たちが納得していればよいのでしょうが、女子会ばかりを開いているのに「彼氏できない」「結婚したい」とぼやいているようでは自らよくない方向へ行動していると言われても仕方ありません。
女子会をするときに気をつけたいのが、それをすることでむしろ女子力を低下させないようにするということです。
女性が集まると女性らしさがなくなるというと皮肉なことですが、実際どういう女子会をしているかによって本人の性格や見た目もかなり変化してしまいます。
女子会で緊張をほぐしてリラックスするのはよいことですが、気を抜きすぎて女性としての自分に手抜きをすることにならないように気をつけましょう。
愚痴や不満よりも情報交換を中心にする
女子会が好きな人というのはまず100%が「会話が好き」という人ではないかと思います。
女性はその内容に意味があってもなくても会話をすること自体を好む人が多いので、ただ話好きな人で集まってワイワイとするだけでも気持ちが楽しくなるということもあるでしょう。
気をつけたいのがその話題の中心が職場や家庭、近所づきあいなどであった愚痴や不満ばかりが内容になっているとどうしてもそこにいる人の心がネガティブになり、次第にお互いに心を荒ませ合うようなことになってしまいます。
愚痴中心の女子会をしていると次の女子会のために愚痴や不満を自ら探すような本末転倒な心理にもなってしまうため、段々と普段の生活をしていても人のあら捜しをするようになったり幸福感よりも不快感ばかりを記憶するクセがついていってしまいます。
愚痴や不満を言うにしてもそれが話の中心にならないようにし、適度なところで切り上げるようにしていきいましょう。
話の中心にするなら嫌なことよりも嬉しかったこと、楽しかったことや得をしたことを言い合う情報交換がおすすめです。
行ったことのなかったよいお店や、やって楽しい趣味や行楽の話を聞けば自分でもやってみたいと思いますし、次の女子会のためにもっと楽しいことを探そうという前向きな気持になれます。
幸せ自慢にならないように注意
ただ前向きな会話ばかりをしていればよいというわけでもありません。
今自分が幸せであるということのアピールは時として聞いている相手を傷つけることにもなるからです。
例えばおいしかったというお店を紹介しようと超高級レストランの話ばかりをしたり、最近家具を買い替えたとアンティーク家具をとりよせた話をしたりといったような場合です。
自覚してやっている人もいるのでしょうが、自分の生活レベルの高さをあまりにもひけらかすような言い方になってしまうと周囲からは「なんだ、自慢か」というふうにとられてしまいます。
また経済面の他にも健康面についての話題もかなり難しいところがあります。
「花粉症になったことないから、みんながつらいつらいって言っててもよくわからないんだよね」といったことをひどい花粉症で毎年苦しんでいる人の前で言ったらどう思われるでしょうか。
楽しく前向きの会話にも相手への気遣いが必要ということは忘れないようにしたいですね。