彼親に会う時のマナー

彼の家に訪問する準備で大切なこととは?

大好きな彼の親に会う機会を作ることができたなら、せっかくなので好印象を与えたいものです。
そこで、大切となるのは訪問前の準備です。

まず、訪問する時間帯は食事時は避けましょう。
事前に午前中や昼過ぎの時間帯でアポを取っておきます。

次に、カジュアル過ぎないものにしましょう。
清楚な服装はどの年代の人から見ても好印象に見えますから、ひざ下のフレアスカートやシンプルなブラウスなど、露出を控えた華美でない服装を選ぶのがおすすめです。

最後に、事前に手土産を用意しておきましょう。
おすすめの手土産は、デパートで購入できる個包装になった日持ちするお菓子です。
彼の親が甘いものを控えている場合は、デパートでお茶漬けや佃煮のセットを購入しても良いでしょう。
当日に彼の家の近くで手土産を購入するのは、彼の親に悪い印象を与えてしまいます。

訪問のマナーで気を付けたいこととは?

彼の家を訪問する時には、彼にエスコートしてもらうと安心です。
最寄り駅まで迎えに来てもらうなどして、一緒に訪問しましょう。
約束した時間よりも早く到着すると準備が整っていない可能性がありますから、5分前よりも早く到着しないように調整しましょう。

家の前に着いたら、コートを着ている時は、そこで脱いでたたんで持ちます。
玄関に入ったら彼に紹介してもらってから、「〇〇と申します。よろしくお願いいたします。」と挨拶しましょう。

部屋に通してもらったら、座るように案内された席に腰を下ろす前に手土産を渡しましょう。
「お口に合うとよろしいのですが」と一言添えて、紙袋の中から手土産を出して渡します。
受け取ってもらってからはじめて座ります。

滞在時間は1時間程度が望ましいので、話が弾んだ時でも滞在するのは2時間程度にしておきましょう。
彼と事前に打ち合わせしておき、時間が来たら彼から「そろそろ送っていくね」と言ってもらって退出しましょう。
帰る際には、「本日はお会いできて嬉しかったです。どうもありがとうございました。」と挨拶することを忘れないようにしてください。

何を話す?彼親との会話

彼の親と何を話したらよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
基本的にはこちらから一生懸命話さなくても構いませんので、彼の親からの質問に対して誠実に対応しましょう。
このような場面でよく質問されることは、出身地・出身校・家族構成・親の職業・現在の仕事内容・趣味などです。

会話中に気を付けたいのは、きちんと敬語を使うことです。
自分の親のことは、「父・母」と呼び、「〇〇をしております」と謙譲語を使いましょう。
反対に彼のことは呼び捨てやだあだ名で呼ぶのではなく、「〇〇さん」と呼ぶことをおすすめします。