女子同士の職場トーク

職場の女性は敵?味方?

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男性の目からは女性同士の付き合いは「怖い」と感じることがよくあるそうですが、女性目線でも女性のことを「怖い」と思うことはよくありますよね。

女性の場合、ただ会話をしているだけのように見えても「こちらを立てなさい」ということを匂わせていたり、特に理由はないはずなのに妙に敵愾心をこっそりと示していたりという暗黙知を多くの場面で使用してきます。

そんな見えない力のぶつかり合いが最もよく起こるのが職場内で、先輩・後輩という立場の違いだけでなく年上・年下、あるいは既婚・未婚、子持ち・子無し、はては結婚をしている夫の職業や年収などによって相手と自分の関係を示そうとしたりすることがよくあります。

少しずつ改善をしてきているとはいえ、女性はまだまだ一生継続して仕事をするという意識に個々人でばらつきがあり、家族や子供の関係で退職や復帰の時期がかなり変化します。

そのこともあり職場のリーダーや管理職になる女性の年齢やキャリアも様々で、長年勤務しているけれども非正規の既婚女性と、高学歴で仕事一筋に来た若い女性上司といったなかなか価値観を合せるのが難しい人が同じ職場で勤務をしなくてはいけないということもあったりします。

女性の退職や転職の理由の多くは「職場の人間関係」となっているように、職場内でどういった人間関係を作っていくかが勤務をしていく上で重要なスキルになってきます。

仕事は仕事と割りきって流す

職場の女性同士の人間関係でもっとも面倒とされるのが職場のお局様的存在の女性への対応です。

特に自分よりも年齢が若い未婚の女性の人に対しては「なんで?」と思うレベルでつっかかってくるようなこともよくあるようです。

ちょっとしたミスに対して聞こえるように嫌味を言われたり、自分の出した成果や提案をさも誰でもできる大したことではないような言い方をされたりといった経験はかなりよく聞かれる話です。

単に教えてくれればいいだけの作業もわざと冷たい言い方で突き放されたり、職場や仕事をよく知らない自分が何か質問しようとすると露骨に嫌な顔をされたりということもあります。

そうした反応をされてしまうとついこちらもむっとして敵意を向け返したり、逆にへこんで仕事自体のやる気をなくしてしまったりということがあります。

ですがそんな対応にいちいち気持ちを乱していては業務をするのも難しくなりますし、何より自分の精神衛生上よろしくありません。

出来ないことは出来ない!と割り切る。その上で、代わりにできることを探す。やり方を工夫する意識があると、仕事にも前向きに取り組めて、悩みもなくなる。女性の「仕事の悩み」トップ3は、これだった | ハフポスト

簡単なことではありませんが、そうしためんどくさい人にはいちいち引きずられないようにしつつ、敵意は受け流し必要以上に踏み込まないようにするということが大事と言えます。

仲良くなりすぎないことも大事

逆によくあるのが女性が多い職場で親しくなりすぎてグループ化してしまうということです。

気心の知れた同性の友人が同じ職場内にいるのは心強いものですが、それが学校の仲良しグループのようになってしまうと逆に仕事がやりづらくなってしまうこともよくあります。

特に自分が先輩として後輩の指導にあたるときなど、親しみを増してもらおうとプライベートを含めて深く話をしてしまうと、上下関係がなくなってなあなあの仕事になってしまうので注意が必要です。

そうなるとミスを注意してもまじめに直そうとしなくなったり、指示をしたことをきちんと遂行しようという気持ちが低くなっていき仕事をするための職場全体の士気が下がってしまいます。

せめて職場にいるときくらいはきちんと上下関係を意識できるような節度は持っておきたいですね。