DV男によくある特徴って何?

DV男の特徴とは?

DVをする男性には、さまざまな特徴があります。
その中でもよく見られるのは、「束縛が激しい」、「自分を正当化する」、「優位に立とうとする」の3点です。

まず、束縛が激しい男性は嫉妬深い性格をしていることが多いです。
少し連絡が取れないだけで「交際相手が浮気をしているのではないか」と疑い始めることもあります。
そのため常に連絡を取れるように要求されたり、携帯電話の着信履歴やメールの内容までチェックされるようになり、交際相手は精神的に窮屈に感じるようになります。

次に、DVをする男性は自分を正当化する傾向があります。
交際相手の発言に対して馬鹿にするようなことを言ったり、意見を聞き入れずに自分の意見を押し通すことが多いです。
たとえ自分が間違っていた時でも、自分を正当化して決して素直に謝ろうとはしません。
そのことを指摘すると、咄嗟に暴力を振るうなど逆ギレされることもあります。

最後に、どんな時でも交際相手よりも優位に立とうとします。
そのため、自分のことは棚に上げて交際相手の行動を制限しがちです。
自分は自由に過ごしているのに、交際相手だけは異性と話してはいけないなどのルールを押し付けることもあります。
反論すると、暴力でねじ伏せてまで優位に立とうとします。

DVされているかもしれないチェックリスト

交際している親密な相手からのDVは二人だけの空間で起きることなので、DVされても客観的に受け止められないことがあります。
また、好きな相手だからこそDVを受けても「何かの間違いだったのではないか」、「たまたま機嫌が悪かったのではないか」などと言って信じたくない気持ちがあるため、現実から目を逸らしているうちに被害が大きくなることもあります。

次のチェックリストの6項目のどれかひとつでも該当したら、DVされている可能性が高いです。
DV窓口に相談することをおすすめします。

・身体に暴力を振るわれる
・物を投げられたり、家具や壁に当たる
・心が傷付くようなことを言われたり、無視される
・行動を監視されたり、人間関係を制限される
・経済的に苦しめられる
・合意がないのに性的被害を受ける

まず、身体に暴力を振るわれるのは明らかなDVです。
直接暴力を振るわれなくても、物を投げられたり家具や壁などを殴る・蹴るなどされることは、力の差を見せつけられて萎縮してしまうので立派なDVです。
身体だけでなく心を傷付けられるのもDVです。

DVをする男性は交際相手が自分の元から去らないように、誰かに相談できなくする意味も込めて行動を監視したり人間関係を制限することがあります。
また、お金を勝手に使われたり、高いものを貢ぐように要求されるのもDVです。
合意がないの避妊せずにに性行為をされたり、写真や動画を撮られるなどの被害もよくあります。